5月11日(木)松山市総合コミュニティセンターで、中予教育事務所第2回小・中学校初任者研修を実施しました。今回の研修の目的は、安全指導の考え方や指導法の要点を学ぶことを通して、危機対応の際の行動規範等を理解し、実際の指導に生かせるようにすることでした。
学校保健・学校安全について、水泳の安全指導を中心とした講話の後、松山市消防局の方からは心肺蘇生法を、松山海上保安部の方からは水難事故の未然防止や対応の在り方についての演習をしていただきました。
初任者からは、「子どもの安全を守るためには定期的に研修を受講し、知識やスキル、意識を定着させておくことが大切だと実感した」「水泳の授業はもちろん、その他の場面でも命に関わることは『即動』ということを忘れずに対応したい」といった感想が聞かれ、児童生徒の安全の確保、命を守ることについて深く考えることができた研修となりました。
採用から5年を経た教員を対象としたキャリアアップ研修Ⅰの第1回研修会を、5月9日(火)に実施しました。
受講者は、今日の研修後、「実践的指導力」の向上を目指し課題研究に取り組んでいきます。
今回の研修では、研究主題の設定の仕方や仮説の立て方、実践や検証方法、結果や考察のまとめ方などを学び、班別協議では、自分が取り組んでみたい研究内容や研究を進める上での留意点等を話し合いました。
また、「学校における諸課題への対応について」の講義では、日頃の子どもへの関わり方を見つめ直しました。
課題研究に取り組むことで実践的指導力を身に付け、学校を支える中堅教諭として成長されることはもちろん、協働活動研修として周囲の先生方に関わっていただき、それが、全ての先生方の指導力向上、学校の組織力向上につながることを願っています。関係校には、管理職・研修主任の先生方に向けた資料を送付しておりますので、ご活用ください。
第1回小・中学校初任者研修を4月22日(木)に実施しました。今年度の教育事務所研修の受講対象者は21名です。教師としての心構えや職務に対する使命感の確立を目指した講話、一年間の初任者研修の概要説明等を行いました。どの受講者も、真剣に講話を聞き、熱心な態度で研修に臨みました。
また、受講者は、講話を基に教師として求められる資質・能力や目指したい教師像などについて協議することを通して、それぞれの学校での実践につなげていこうとする意欲を高めていました。
2月13日(月)に中予地方局で「第2回中予教育事務所校長研修会」を開催しました。
参加された校長先生方は、愛媛県の学力の現状と課題について考えるとともに、今年度から導入された「えひめICT学習支援システム(EILS)」の効果的な活用について学びました。
また、愛媛大学教職大学院の露口教授からは、学校における働き方改革について講話をしていただきました。その後のグループ協議では、教職員にとって、働きやすさと働きがいを高めるための「働き方改革」について、熱心に話し合う校長先生方の姿が印象的でした。
コロナ禍の中で、子どもたちのため、教職員のために、常によりよい方策を試行錯誤しながら、ご尽力されている校長先生方にとりまして、本研修会での学びが、これからの学校経営に生かされることを心より願っております。
第8回小・中学校初任者研修を、1月19日(木)に実施しました。「特別活動の進め方」の講義では、特別活動の目標を改めて確認するとともに、学級活動の充実を図るためのポイントについて研修を深めました。「授業実践報告会」では、初任者の先生方それぞれの授業実践を基に意見交換を行いました。熱心な意見交換の中で、授業実践における悩みや達成感を共有しながら、それぞれの課題解決につながるヒントを得ることのできる充実した時間になりました。「課題研究の進め方」の講義では、来年度の2年目フォローアップ研修として一人一人が実施する課題研究についてのガイダンスを受けました。
今回が中予教育事務所での今年度最後の初任者研修となるため、閉会行事では、初任者を代表して2名の先生から、これまでの研修でお世話になった方々への感謝の言葉が述べられるとともに、「子どもの笑顔を大切にできる教員になれるよう頑張ります。」「同期の仲間たちとの出会いは、今後の宝物になっていくと思います。」といった思いが語られました。
最後の所長挨拶にもありましたが、中予教育事務所は今後も、先生方の応援団として力を尽くしていきます。一年間、本研修を支えていただいた皆様に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
1月13日金曜日に、経験年数5年以上の主任を対象とした、中予教育事務所事務職員研修会Ⅲを開催しました。
学校や共同学校事務室で中核を担う中堅事務職員として、その力量を高めるために、総務課及び教職員課の実務研修を通して、事務処理能力の向上を図りました。
班別協議では、条例等の根拠に基づいて自分の意見を積極的に発言するなど、意欲的、主体的に研修に取り組む姿が印象的でした。
中予管内の県立学校からも2名の参加があり、県立学校事務職員の資質・能力向上及び小中学校の事務職員との交流の場となりました。
11月24日(木)に、第7回中予教育事務所小・中学校初任者研修を松前町立松前中学校を会場に開催しました。
初任者による道徳科の公開授業を全員で参観し、研究協議を行いました。参観した授業をもとに「道徳科における『主体的・対話的で深い学び』の実現に向けた授業づくり」について活発に意見が交わされ、熱心な協議となりました。また、「よりよい道徳科の授業を目指して」についての演習・講義を通して、道徳科の指導の在り方について理解を深めることができました。
受講者からは、「松前中学校の温かい雰囲気の中で、生徒が生き生きと自分の思いや考えを表現していることに大変刺激を受けた。」「教師自身の道徳的価値に対する理解の深化を図る必要性を痛感した。」「ねらいに迫るための中心発問や、問い返しに必要な視点の持ち方について学ぶことができた。今後の授業実践に生かしたい。」等の感想がありました。貴重な学びが得られ、今後の授業実践につながる有意義な研修となりました。