令和4年度「第1回中予教育事務所校長・事務長研修会」

2022年4月22日 11時16分

 令和4年度「第1回中予教育事務所校長・事務長研修会」を、4月15日(金)に愛媛県生涯学習センター
にて開催しました。本研修会を参集して行うのは、令和元年度以来、実に3年ぶりでした。
 開会式では、昇任された校長・事務長、管外からの転任校長が温かい拍手で迎えられました。所長は、
冒頭の挨拶で、「守る」「育てる」ということを具体的に述べた後、「子どもと教職員が元気で笑顔で
あるために、教職員同士の温かい人間関係を大切にしてほしい」と伝えました。また、義務教育課長講話
では、「思いや信念を大切にし、教職員がみんなで磨きたくなるような「看板」(学校経営方針)を掲げ
てほしい」とのエールが送られました。
 参集した校長先生や事務長の方々と今年度の県の方針・中予教育事務所の重点取組事項を共有し、コロ
ナ禍の中、まさに『反転攻勢』の始まりを感じさせる研修会となりました。

  

令和4年度「第1回学力向上推進主任研修会」

2022年4月22日 10時53分

 令和4年度「第1回学力向上推進主任研修会」を4月15日(金)に開催しました。
愛媛県生涯学習センターに中予管内の各小・中学校の学力向上推進主任の先生が一堂に会しました。
 昨年度の中予全体の全国学力・学習状況調査の結果分析から、見通しと振り返りを生かした指導を
充実させることの重要性を確認しました。また、今年度の本県の学力向上施策、特に、県独自のCBT
システムである「えひめICT学習支援システム(EILS:エイリス)」の機能が充実したことで、成果
と課題の早期把握ができ、個別最適な学びの実現につなげられることをお伝えしました。
 参加した先生からは、「EILSの有効活用について、研修等を通して校内で共通理解して進めていきた
いと思います。」「『分析』と『開く』のキーワードを意識し、ICTを活用しながら、学力向上に努め
ていきたいと思います。」などの感想が聞かれました。

 

令和3年度「児童生徒をまもり育てる協議会」における管内別連絡会議を実施しました。

2022年2月16日 11時41分

 1月25日火曜日に「児童生徒をまもり育てる協議会」における管内別連絡会議を実施しました。
本来であれば、中予地方局に参集し実施する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の状況に鑑
み、Cisco Webex meetingsを使ったライブ配信形式で行いました。
 まず、愛媛大学大学院の信原孝司教授から、「不登校の未然防止と早期対応について」のテーマ
で講演をしていただきました。今の子どもたちの状況を、御自身の豊富なカウンセリング対応事例
も交えて具体的に御説明いただき、こころの発達を始め、子どもたちを見る視点の改善に資する御
指導をいただきました。また、不登校の現状に触れながら、今後の支援につながる御示唆をいただ
きました。
 講演の後、4グループに分かれて、「不登校の未然防止と早期対応」と「いじめの未然防止や早
期発見・早期対応について」のテーマで研究協議を行いました。各グループで、小・中学校1校ず
つ取組発表をいただいた後、意見交換を行いました。不登校については、関係機関との連携、1人1
台端末の活用事例等、いじめ問題については、アンケートの内容や、SNS上でのトラブルの防止
等に関して、自校の実態を踏まえた意見が出されました。学校規模や地域性による違いもあり、参
考になることが多かったのではないかと思います。また、オンラインではありましたが、今後の情
報共有を呼び掛ける意見も出るなど、学校間の連携につながっているところもありました。
 今後も、児童生徒の健全育成のために、より一層の連携を図りながら取組を進めていただけたら
と思います。


    

令和3年度 中予教育事務所第8回小・中学校初任者研修

2022年2月1日 14時12分

1月20日木曜日に第8回の小・中学校初任者研修を行いました。今回が最後の中予教育事務所での初任者研修ですので、ぜひとも参集して行いたいところでしたが、

新型コロナウィルス感染症の拡大状況に鑑みて、オンライン形式での実施となりました。

 午前中は、勤務校でgaccoを使って、「地域と学校の連携・協働について」と「課題研究の進め方」の2コマの講義視聴を行い、午後はCisco Webex meetingsを使

って、授業実践報告会を行いました。授業実践報告会では、ブレイクアウトセッションの機能を生かして小・中学校が混じったグループに分かれ、それぞれの授業実

践を基に意見交換を行いました。初任者の先生方による熱心な意見交換の中で、授業実践における悩みや達成感を共有し、それぞれのつながりを深める充実した時間

になりました。研修の最後には、所長の話を真剣に聞き、また、小・中学校からそれぞれ代表の初任者が、思いや感謝の詰まった挨拶も立派に行い、有終の美を飾る

ことができました。

 今年度を振り返ると、参集型で計画をしていた研修が、オンライン形式へ変更となったことが複数回ありました。その影響もあり、オンラインの活用に関するスキ

ルが向上し、今回は接続や機器操作にトラブルなく終えることができました。また、参集できなくてもオンラインを活用してつながりをもつことへの可能性も学ぶこ

とができました。ウィズコロナの社会の中、ニューノーマルにおける新たな学びを進めていく教育現場で、先生方に必要とされる技術の向上にもつながったのではな

いかと考えます。初任者の先生方のますますの成長及び今後の活躍を期待しています。

 

令和3年度中予教育事務所中堅事務職員研修会

2022年1月17日 09時31分

 新型コロナウイルス感染症拡大の状況を踏まえ、1月14日(金)に中予教育事務所中堅事務職員研修会をオンラインで

開催しました。

 今年度は、7名の事務係長にご協力いただき、年末調整や扶養手当等について班別協議を行いました。

 中予教育事務所の事務職員研修としては、初めてのオンライン研修でしたが、事務係長のリードや参加者の熱意により、

活発な意見交換を行うことができました。36名の中堅事務職員の皆さんには、仕事の意義や背景等についても思いを巡ら

せ、日々の業務に邁進していただきたいと思います。

令和3年度公民館活動活性化ステップアップセミナー

2021年12月17日 09時06分

 12月15日(水)に愛媛県生涯学習センターにて令和3年度公民館活動活性化ステップアップセミナーを
行いました。
 地域・家庭の教育力の向上や人づくり・つながりづくり・地域づくり、また、地域学校協働活動の推進
などの課題に対し、住民に最も身近な学習活動の拠点である公民館は、地域の実態に応じた学習と活動を
結びつけ、地域づくりにつなげる新しい地域の拠点施設を目指していくことが求められています。
 そこで、松前町の「低予算で頑張る!松前町の公民館活動」と砥部町の「高齢者が活躍する地域づくり」
の事例発表をもとにこれからの公民館の在り方について協議をし、各市町の今後の活動に生かされるもの
となりました。
 また、新居浜市生涯学習センター長、新居浜市生涯学習大学学長である関福生氏による講演「これから
の公民館活動について一緒に考えてみませんか」では、社会教育の今の動きやSDG’sと公民館の関わり、
コミュニティ・スクールと地域学校協働活動など、最後には「公民館は幸民館になる」と締めくくられ、
ご自身の体験談を交えて分かりやすくお話ししていただきました。
 参加者の皆さんからは、「世代間とのつながりや地元愛を育むような事業をもっと力を入れなければな
らないと思った。この学びを活かし、もっと世代間の交流できる場を設けるような事業を展開していきた
い」「放課後の受け入れ場所として公民館が何かできないかを考えていきたいと思った」など今後の各市
町の事業に生かそうとする感想が寄せられました。

  

 

令和3年度第2回中予教育事務所小・中学校キャリアアップ研修Ⅱ(社会体験研修)

2021年12月7日 13時09分

 令和3年度第2回中予教育事務所小・中学校キャリアアップ研修Ⅱ(社会体験研修)を11月30日(火)に
開催しました。第1回は授業力向上を目指した研修内容が中心でしたが、今回は、午前は愛媛県在宅介護研
修センター様、午後は伊予銀行様にご協力を頂き、教職以外の業種における社会体験研修を通して、自らの
知見を広げることを主なねらいとして実施しました。
 午前中の介護体験研修では、介護に携わる際の考え方や介護法について、午後からは、ビジネスマナーや
金融教育、企業理念等について教えていただきました。
 受講者からは、「できることを見極め、自尊心を傷付けないように寄り添う大切さは、子どもに接する際
と共通していると気付いた。」「今日の研修で感じた、命の連鎖、人間の尊厳を子どもたちへ伝えていきた
い。」「電話対応などのビジネスマナーや地域貢献の考え方等は、私自身が学校の中で、もっと取り入れて
いかなければならないと感じた。」などの感想が聞かれました。今回の社会体験研修で得た学びを自身の教
育実践につなげていこうとする受講者の意欲が大いに見られ、中堅教員としての資質向上に資する研修会と
なりました。 

 

令和3年度中予教育事務所公立小中学校事務研修会

2021年12月3日 15時38分

 令和3年度中予教育事務所公立小中学校事務研修会を、11月26日(金)午後に中予地方局で開催しました。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、半日開催とし、中予管内の小中学校の事務職員120名を7階大
会議室と6階第2会議室に分け、開会式や所長講話を中継したり、パワーポイントで所員紹介をしたりするなど新た
な方法を試みました。
 所長から、学校事務の適正化や、学校に勤務する事務職員に求められる資質について講話がありました。
 実務研修は、総務課関係「公務災害」、教職員課関係「復職時等調整」について研修しました。事務長、事務係長
のリードで熱心な班別協議が行われ、「公務災害」の研修では自作の動画を流したり、「復職時等調整」の研修は事
前配布問題だけではなく当日も問題を提供したりと、参会者の興味や理解を深める工夫が随所にみられました。
 共同学校事務室の中で業務を行う意義や、業務分担により事務処理体制を整える意識の徹底が図られ、日々の執務
に生かせる充実した研修となりました。
 最後に、本研修の企画運営に奮闘していただいた準備委員の皆様、ありがとうございました。

 

令和3年度第2回学力向上推進主任研修会

2021年11月17日 13時02分

 令和3年度第2回学力向上推進主任研修会を11月12日(金)に開催しました。
第1回はオンライン開催でしたが、今回は、愛媛県生涯学習センターに中予管内
の各小・中学校の学力向上推進主任の先生が一同に会して実施しました。県や中
予全体の全国学力・学習状況調査の結果分析、「えひめICT学習支援システム
(ELIS:エイリス)」による県独自のCBTシステムの運用、会場でのアンケート
結果をもとにした学力向上推進主任の役割や授業改善のポイント、学習における
ICTの活用における留意点などについて研修を深めました。
 参加した先生からは、「県独自のCBTシステムの方向性が分かった。自校で伝
統ある愛媛教育とICT活用のベストミックスについて追究していきたい。」
「自校の学力向上に関する取組を見直すよい機会になった。教職員のやる気がわ
く手立てをみんなで考え、取り組んでいきたい。」などの感想が聞かれました。

 

令和3年度「栄養教諭による食に関する公開授業」

2021年11月17日 07時56分

 11月15日(月)、「えひめ教育月間」に合わせて、令和3年度「栄養教諭による食に関する公開授業」を
久万高原町立美川中学校で実施しました。
 公開された1年生の技術・家庭科(家庭分野)の授業では、栄養バランスの整った1日分の献立を作成し
ました。まず、栄養教諭の先生から出された「地域の旬の食材やだしを使った料理を加えよう」という条件
を満たし、かつ、6つの食品群をバランスよく摂取できる献立を、各自が学習支援アプリや表計算アプリを
用いて考えました。そしてそれをもとに、どのようにすればよりバランスの整った献立になるか学級全体で
考え、意見を出し合うことで、献立作成のポイントについて理解を深めました。
 授業後の研究協議では、TTにおける栄養教諭の専門性を生かした授業づくりや授業以外においての栄養教
諭の関わり、学級担任や教科担任との連携などについて熱心な話合いが行われました。
 美川中学校の先生方には多大なご協力・ご支援をいただき、ありがとうございました。