令和6年度「第1回中予教育事務所校長・事務長研修会」を、4月16日(火)に松山市青少年センターにて開催しました。
開会式では、昇任された校長・事務長、管外からの転任校長が温かい拍手で迎えられました。所長は、冒頭の挨拶で、「人材育成」「子供たちと教職員を守ること」について、具体的に伝えました。また、義務教育課長からは、「役割」という言葉をもとに、「教職を働きやすく働きがいのある仕事にすること」「恩威並行」「不易と流行」等について、講話がありました。
参集した校長先生や事務長の方々と今年度の県の方針・中予教育事務所の重点取組事項を共有し、有意義な研修会となりました。
4月8日(月)・9日(火)は、「令和6年度第1回児童生徒をまもり育てる日」でした。学校、PTA、地域住民および警察関係者が連携して児童生徒の安全確保に努めることを目的に、県内一斉に登下校を見守る等の活動を実施しました。早朝にもかかわらず、参加していただいた皆様、ありがとうございました。
中予教育事務所でも、近隣の交差点等で見守り活動を行いました。子どもたちは交通ルールを守って元気に登校をしていました。
新年度がスタートしました。今後も交通ルールをしっかりと守って、安全に登下校をしてほしいと思います。
4月4日(木)に、「令和6年度小・中学校初任者研修受講者配置校校長・初任者指導教員等連絡協議会」を実施しました。
初任者配置校の校長先生にはオンラインで、また、初任者指導教員と校内指導教員の方々には中予地方局に参集して参加していただきました。
今年度の小・中学校初任者研修の校内研修における研修体制づくりや研修内容、研修方法等の実施上の諸問題について協議を行い、研修が円滑かつ効果的に実施されるよう共通理解を図りました。
本連絡協議会で得た情報や、初任者指導教員の皆様のつながりを生かし、初任者の先生方を始め、関わってくださる全ての先生方にとって充実した研修となりますように、1年間どうぞよろしくお願いします。
2月13日(火)、「第2回中予教育事務所校長研修会」が開催され、中予管内小・中学校の校長先生方が参加されました。
まず最初に「ICTの効果的な活用による学力向上の推進」や「不登校対応の充実」に関する研修があり、参加された校長先生方は、愛媛県の現状と今後の取組について学びました。
続いて、「学校における働き方改革に関する意識調査」の結果を踏まえた講話では、教職員のウェルビーイング(主観的幸福感)を高めるためのヒントを与えていただきました。その後のグループ協議では、教職員にとっての「働きやすさ」と「働きがい」について、自校の実践や課題を熱心に話し合う校長先生方の姿が印象的でした。講話の感想や協議を踏まえた質問もたくさん出され、講師からは、「大きなイベントはもちろん、日常の些細な場面で、達成感や充実感、成長感を共有し、働きがいにつなげること」などを助言していただきました。
本日の研修で学んだことや考えたことが、年度末に向けて、また、令和6年度の学校経営に生かされることを心より願っています。
1月25日(木)に、「令和5年度『児童生徒をまもり育てる協議会』の管内別連絡会議」を開催しました。本連絡会議は、学校・家庭・地域・関係機関が連携して子どもたちの健全育成や安全確保を図るために、平成17年度から開催しています。
今年度は、ハイブリッド形式で、中予管内の全ての学校に参集またはオンラインで参加していただき、不登校等に関する最新の情報を共有しました。
全体会では、「不登校の未然防止と早期対応」と題し、愛媛県教育支援センター(メタサポセンター)から講師を招き、不登校に関する児童生徒の現状や不登校対策としての課題未然防止教育などについて講義を行いました。
連絡会議の後半は、警察署管内別に分散会を行いました。不登校の未然防止と早期対応、いじめの未然防止や早期発見・早期対応について、参加者が自校の実態や取組を発表し、成果や課題、今後の対応策等を話し合いました。
本連絡会議で学んだことを各学校・各地域での取組に生かすともに、学校・家庭・地域・関係機関が連携し、児童生徒の健やかな育ちのために力を合わせていきましょう。
「第8回小・中学校初任者研修」及び「2年目フォローアップ研修」を、1月18日(木)に実施しました。
「2年目フォローアップ研修課題研究発表」には初任者の先生方も参加し、2年目の先生方が各校で実践した課題研究について協議を行いました。どの課題研究からも子供たちの成長と教師の実践的指導力の向上が感じられました。また、1年ぶりに集まった同期の仲間と、互いの近況について情報交換する貴重な機会ともなりました。そして、初任者の先生にとっても、先輩の発表を聞くことで、来年度行う課題研究の見通しを持つよい機会となりました。
午後からは、初任者の先生方がそれぞれの授業実践を基に協議を行いました。授業実践における成果や課題を共有し、課題解決につながるヒントを得ることのできる充実した時間になりました。
今回が中予教育事務所での今年度最後の初任者研修であり、閉会行事では、初任者代表の先生から「子供たちとまっすぐに向き合っている同期の先生方の様子を知り、私もさらに頑張っていこうと思った。研修に共に励み、ここで得たつながりを、これからも大切にしていきたい。」「教師の仕事に誇りを持ち、子供たちの健全育成のために尽力していかなくてはならないと実感した。これからは研修で学んだことを生かし、愛媛の教育を支える一員になれるよう励んでいきたい。」など、研修を通して得た思いや今後の決意が語られました。
中予教育事務所は今後も、先生方の応援団として力を尽くしていきます。1年間、本研修を支えていただいた皆様に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
令和5年度「中予教育事務所公立小中学校事務研修会」を11月24日(金)に中予地方局で開催しました。午前中は、所長講話と講演、中央研修報告を行い、午後から業務に密接に関連する2つのテーマを題材とした実務研修を実施しました。
所長からは、常に課題意識をもって業務に取り組み、学び成長し続ける事務職員であることについて話がありました。また、講演では「まなのき」代表でアンガーマネジメント・コンサルタントでいらっしゃる講師の先生から、怒りの生まれるメカニズムや感情のコントロール法などの具体的な対処法をご教示いただきました。そして、教職員等中央研修(事務職員研修)報告では、管内の中央研修参加者より、学校組織・カリキュラムのマネジメントや組織的で探究的な学びなど、私たち事務職員が習得すべき事項に重点を置いた詳細な報告がありました。
午後からは、今年度に支給対象等が改正された「赴任旅費」と取得拡大が推進されている「育児休業」の2つの旬なテーマを取り上げ、学校で起こりうる想定事例を抽出し、班別協議を重ねながら、基礎的な事務手順の理解浸透と実践力向上に努めました。
今年度の研修会は、新型コロナウイルス感染症による近年の縮小開催を見直し、4年ぶりに従来の終日開催としました。信頼される事務職員としての在り方や法令に基づく正確な事務処理について新たな学びや気付きを得るとともに、直面する学校現場の課題に向き合い、研鑽を重ね合うよい機会となりました。
最後に、このような魅力的な研修会の企画・運営にご尽力いただきました準備委員の皆様に心から感謝いたします。
愛媛県教育委員会では、児童生徒の人権尊重の意識を高めることを目的として、県内の児童生徒からのポスター作品を募集しました。
中予教育事務所では、中予管内公立小中学校からの17,347点の応募作品の中から小学校低学年10点、小学校中学年10点、小学校高学年10点、中学校10点の計40点の優秀作品を中予地方局庁舎1階ロビーに12月4日(月)~12月15日(金)まで展示しています。お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。
また展示期間内の12月10日(日)は世界人権宣言が採択された世界人権デーとなっています。人権について考える機会の一つとなればと思います。