中予教育事務所の取組について
2020年4月1日 15時03分令和2年度の中予教育事務所の取組について更新しました。
令和2年度の中予教育事務所の取組について更新しました。
本年度、中予管内の市町が実践した特色ある社会教育関連事業を掲載しましたので、ご覧ください。
松山市「スマートフォンを片手に気軽に巡る~゛「風早ふるさとめぐり88」〟..pdf
1月23日(木)及び30日(木)に、2年目フォローアップ研修と初任者研修を合同で実施しました。研修は、2年目の先生一人一人
の課題研究の成果発表と、初任者の先生も含めた協議を中心に進めました。
2年目の先生からは、「課題研究を通して身に付きつつある実践力をさらに磨き続けたい」、初任者の先生からは、「教師としての
今後の資質・能力の向上について一段と明確になった」との声が聞かれました。また、「勤務校の先生方のおかげで、充実した研修と
なった」といった周囲に対する感謝や「研修で培ったことを子どもたちのために発揮していきたい」といった児童生徒への思いを強く
し、今年度の研修全体を振り返り、教師としての使命感を高める研修会となりました。
1月29日(水)に、令和元年度中予教育事務所外国語活動・外国語授業研究会を東温市立北吉井小学校で
開催しました。中予管内の小・中学校から多くの先生方に参加をいただき、来年度からの小学校での新学習
指導要領全面実施に向けた授業づくりについて、6年生での公開授業をもとに研究協議を行いました。
また、松前町立松前小学校の外国語活動の実践発表では、中・高学年における具体的な指導方法が紹介さ
れ、参加者は多くのアイデアを得ることができました。
受講者からは、「小・中連携の重要性を感じることができた」「公開授業は、児童が自信を持って自己表
現できるための様々な支援がなされており、大変参考になった」「今後は、ゴールを見据えた単元設計をし
っかりと行いたい」等の感想が聞かれ、今後の外国語教育の指導の在り方について知見を深める研修会とな
りました。
令和元年12月3日(火)、中予地方局で、「児童生徒をまもり育てる協議会」の管内別連絡会議を開催しました。教員や保護者、各市町
教育委員会担当者、所轄警察署関係職員が集まり、本年度はいじめ問題について協議しました。
愛媛県教育委員会人権教育課による「いじめ問題の未然防止と早期発見、早期対応について」の講演の後、4つの分散会に分かれて、各
地域及び小・中学校における実践状況について報告し合うとともに、問題解決に向けた話合いを行いました。
参加者からは、「あらためて、いじめ問題には早期対応と組織的対応が重要だと分かった」「学校での取組が共有できる良い場であると
感じた」「SNSのトラブルには、学校や保護者、関係機関が連携しなければならない」などの意見が出され、子どもたちの健全育成に向
けた学校や地域等の連携の必要性について、共通認識を深めることができました。
11月28日(木)に、第7回中予教育事務所小・中学校初任者研修を砥部町立砥部小学校で開催しました。
示範授業(算数科)や道徳科の授業参観の後、研究協議を行いました。『主体的・対話的で深い学び』の
実現に向けた授業づくりについて活発に意見が出され、熱心な研究協議となりました。
また、「『考え、議論する』道徳科の実践」についての講義・演習を通して、道徳科の指導の在り方につ
いて改めて理解を深めることができました。受講者からは、「主発問によって、授業のねらいに迫れるかど
うか、演習を通して学ぶことができました」「『主体的・対話的で深い学び』の視点について、具体的に知
ることができました。今後、生徒の考えがより深まるように私自身がゴールをしっかりと見据えて指導して
いきたいと思います」等の感想があり、教師としての知見を広げることができました。
令和元年度中予教育事務所公立小中学校事務研修会を、11月29日(金)に中予地方局で開催しました。この研修会は、
中予教育事務所管内の小・中学校に勤務する全ての事務職員が参加し、資質・能力の向上と学校事務の共同実施の推進を
図ることを目的としています。
研修では、所長講話の後、能力開発システム研究所・木曽千草先生を講師にお招きし、メンタルヘルス研修を行いました。
最初に、参加者も一緒にシナプソロジー(脳活性化プログラム)を実践し、その効果を体験したり、実際の共同学校事務室
単位でグループを作って、チームコミュニケーションを意識したディスカッションを行ったりしました。また、仕事をする
上でのストレスとの向き合い方や、プロの事務職員としての考え方など、多岐に渡るお話をしていただきました。参加者か
らは、「チームとして働くことの意義や、コミュニケーションの重要性を改めて認識することができた」「ストレスとうま
く付き合いながら、プロとして執務に集中することの大切さを学んだ」などの意見がありました。
午後からは、教職員中央研修参加報告及び実務研修を行い、法令に基づいて執務を行う意識の徹底を図りました。日々の
執務に活きる、充実した研修となりました。
令和元年度第2回学力向上推進主任研修会を11月21日(木)に中予地方局で開催しました。
本研修会には、中予管内の各小・中学校から、各校の学力向上推進に中心となって取り組んでいる
先生方が集まりました。愛媛県や中予管内全体の全国学力・学習状況調査の結果分析についての講話
の後、それを踏まえて、今後の学力向上に向けた各校の具体的な取組について、協議を行いました。
参加の先生からは、「近隣校との意見交換を通して、自校の実態に応じた取組を着実に推進してい
くことが大切であることを再認識した」「自校の弱みだと思っていたことも角度を変えて見れば、実
は強みであることが分かった。この強みを生かし子どもたちの学力向上に向けた方策を立て、しっか
りと取り組んでいきたい」などの感想が聞かれました。
11月22日(金)に東温市立拝志小学校にて、令和元年度第2回中予教育事務所小・中学校キャリアアップ
研修Ⅱを開催しました。この研修会は、在職期間が10年に達した教員等が、授業研究や協議、講話等を通し
て研究し、中堅教員として、資質や指導力の向上を図るために行うものです。
午前中は4年生の外国語活動の公開授業を参観し、研究協議をもちました。授業は、オリジナルチャンツ
をはじめ児童がコミュニケーションを図ろうとする意欲を高めるための様々な工夫がちりばめられていまし
た。研究協議では、小グループに分かれて意見を交流し、学び多い授業研究になりました。
午後は、「主体的・対話的で深い学びに向けた授業づくり」のテーマで、参加者が実践事例を基に意見交
換を行ったり、「学校の取り組むべき課題について」講話を聴いたりしました。参加者からは「単元を貫く
課題は児童の意欲を高める上で大変効果的であった」「板書やオリジナルチャンツの工夫、学習課題の出し
方、JTEとの連携等、様々な点で勉強になった」といった感想があり、中堅教員としての今後の自分の在り
方について考えを深めることができました。
「えひめ教育月間」に合わせて、令和元年度「栄養教諭による食に関する公開授業」を11月12日(水)
に松山市立八坂小学校で実施しました。
公開された道徳科の授業では、教材「おいしいきゅう食」を基に、児童は、給食に関わる様々な方への
感謝の気持ちを表現するとともに、普段お世話になっている方々にまで思いを巡らせていました。授業後
の研究協議では、栄養教諭が関わる道徳科の授業づくりや授業中の指導の在り方などについて熱心な話合
いが行われました。参加の先生からは「刺激をいただいた。いろいろな授業に栄養教諭として関わってい
けることを実感した。」などの声が聞かれました。
本事業に係り、八坂小学校の先生方には多大なご協力・ご支援をいただきました。ありがとうございま
した。