愛媛県教育委員会
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令和3年度「地域学校協働活動」と「コミュニティ・スクール」の一体的な取組推進研修会

2021年8月2日 09時28分

 7月30日(金)に令和3年度「地域学校協働活動」と「コミュニティ・スクール」の一体的な取組推進研修会がオンラインで行われました。
 コロナ禍をはじめとする急激な社会の変化に伴い、子どもや学校、地域を取り巻く環境は複雑化、多様化しています。そこで、学校と地域が相互に連携・協働し、学校づくり・地域づくりを進め、子どもたちにこれからの時代を生き抜く力を育成するとともに、地域住民が自ら地域を創っていくという主体的な意識の転換を図る体制づくりが求められています。
 そこで、「地域学校協働活動」及び「コミュニティ・スクール」の一体的な取組について事例発表やインタビューダイアログを通して、双方向の「連携・協働」について理解を深めるとともに、地域の実情に応じた活動や課題について考えることで、地域ぐるみで取り組む教育支援活動の充実を目指し、研修会が行われました。
 県外の事例発表として、秋田県で最初にできたコミュニティ・スクールである秋田県大館市立城西小学校の取組を秋田大学北秋田分校長(大館市立城西小学校前校長)の三浦栄一氏から、県内の事例発表として、大洲市立平野小・中学校地域学校協働本部の取組を地域コーディネーターの福本政代氏、平野小学校校長の堀井良彦氏から発表していただきました。
 大館市立城西小学校の事例では、コミュニティ・スクールを持続可能にしていくキーワードとして「できる時に できる人が できるだけ」「顔の見えるおつきあい」「見える化」「Win-Win」「本気=自分事」があげられました。また、大洲市立平野小・中学校の事例では、コロナ禍でのコミュニティ・スクールの推進や地域学校協働活動の難しさ、その中でもできることを見つけて地域に知ってもらい、積極的に取り組んでいくことの大切さを述べられました。地域学校協働活動とコミュニティ・スクールのそれぞれが無理のない実践を行い、「連携・協働」していくことの重要性を改めて実感しました。