令和3年度中予教育事務所第5回及び第6回小・中学校初任者研修を実施しました。
2021年11月8日 10時13分10月21日木曜日に第5回、10月28日木曜日に第6回の小・中学校初任者研修を参集形式で行いました。
第5回は、上浮穴郡教科等(複式)研究会に参加し、複式学級の授業研究をとおしてへき地教育の理解
を深めることをねらって行いました。午前中は久万町民館をお借りし、複式指導について講義を受講しま
した。そこで得た知識をもって、会場校である久万高原町立仕七川小学校に行き、授業参観・研究協議に
参加させていただきました。複式学級での指導を見るのは初めての教員ばかりで、2学年にわたりながら
指導をする姿や、間接指導の時間に自分たちで学習を進める子どもたちの姿に、学ぶことが多くありまし
た。
第6回は、幼・小の連携の理解や特別支援教育の理解を深めることをねらって行いました。午前中は東
温市立川上幼稚園にて、保育参観の後、園長先生から講話をいただきました。午後は愛媛県立みなら特別
支援学校にて、授業参加の後、担当の先生方から講話や質問に対する助言をいただきました。初任者は、
各場所で子どもたちと活動を共にする中で、それぞれの発達や特性に応じた関わり方を学びました。講話
も熱心に聞き、特別支援学校の講話後に設定した質疑応答では、たくさんの質問があり、日頃の子どもと
の関わりに悩んでいることが分かりました。
この2回の研修では、共に終日の研修であったため、初任者同士が関わる時間も確保でき、情報交換を
しながら交流を深めることができました。今回の研修を実施するにあたり、たくさんの方の支援をいただ
き、どの会場においても万全の感染症対策の下、安心して充実した研修を実施することができました。学
んだことを、授業づくりや学級経営に生かしてほしいと思います。
【久万町民館での講義の様子】 【上浮穴教科等(複式)研究会の研究協議の様子】
【東温市立川上幼稚園での講話の様子】 【愛媛県立みなら特別支援学校での講話の様子】